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限定版 映画「恐竜の詩」脚本 決定稿

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本著は、『映画「恐竜の詩」完成披露式典&地元先行プレミア上映会』のみで使用された、一夜限定の9分長いロングバージョン脚本の完全限定版。一般劇場用バージョンではカットされた、貴重なシーンの台詞も掲載されている。劇場版の台詞と見比べながら脚本や演出の研究に使用するに最適。又は貴重なコレクターズアイテム。
映画「恐竜の詩」は、2018年 北海道から沖縄まで全国の劇場で、半年以上にわたるロングランで大好評上映された。
関西の小さな市で、新種の巨大恐竜(丹波竜)の化石が発見された! 静かな山里は世界的ニュースに大騒ぎ、町おこしの大チャンスと色めき立つ。しかし、過疎の町には予算がない。起死回生のアイデアを求めて、市長は旧知の商社役員に助っ人を依頼する。だが、「腕利きを行かせる」との約束とは裏腹に、やってきたのは冴えない中年男(澤田敏行所長)だった。
これはダメだ......とあきらめムードのなか、澤田は「予算が無いなら節約で! 」と、町おこし予算捻出のため、全市民をあげて「ジェネリック家電を活用する」という大節約運動を提案する。前代未聞の街をあげての“つもり貯金"で、到達不可能と思われた町おこし予算は、現実のものになっていく。一方その頃、子供たちは密かな話題で盛り上がっていた。澤田の息子・鈴音(べるぬ)が、恐竜の化石発掘地近くで、雷鳴と共に謎の巨大な卵を発見する。そこから産まれたのは小さな恐竜の赤ちゃんだった…。 1億1000 万年前の地層が露出する摩訶不思議な地形、壮大な自然が美しい丹波市を舞台に繰り広げられる大人たちの奮闘と、子供たち、少女たちのひと夏の大冒険。果たしてその先に待っているのは......。

著者:近兼拓史
出版社 : ラルースパブリッシング
発売日 : 2019/3/6
言語 : 日本語
単行本 : 136ページ
ISBN-10 : 4903270300
ISBN-13 : 978-4903270302
寸法 : 0.8 x 18.2 x 25.7 cm

著者について
近兼拓史(ちかかねたくし)
1962年 神戸生まれ 映画監督 (日本映画監督協会会員 理事 広報委員)
日本の庶民生活を描くことをライフワークとしている、人情派 叙情派映画の第一人者。
主な監督作品:映画「たこ焼きの詩」 映画「切り子の詩」 映画「恐竜の詩」映画「痩馬の詩」

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